住みたい街「成城」~成城流儀 vol.03
「成城」という響きに何を思い起こすだろうか?
それは自分たちの生活と遠いところにあるものだろうか?
街の歩みを知り、街の人の声を聞くことで
この街がなぜ住みたい街として人気なのかが見えてくるはず
それはきっとあなたの「生活の流儀」になり得るはず。

成城流儀その1

COLUMN

成城はなぜ多くの人に愛され続けるのか。その秘密を紐解きます。

成城学園の移転により生まれた学園都市

1920年当時、府下北多摩郡砧村喜多見あたり(現世田谷区)は、まだ1軒の家もない雑木林でした。その土地に開拓の一歩を記したのは、現在駅名ともなっている成城学園。当時学園の主事を務めていた小笠原国芳氏が、関東大震災後に学園再開の新天地として白羽の矢を立てたのが、現在の成城の地だったのです。小笠原氏は西に富士、足元は多摩川の清流を望むその荒地に学園都市建設の幻影を見て学園の建設を決め、当時沿線の開発を進めていた小田急電鉄との交渉により、学校名をつけた駅の建設にも合意を得たのでした。こうして、学園を中心とした学園町の建設計画が具体的にスタートし、1925年(大正14年)成城第二中学の建設を皮切りに、雑木林は少しずつその姿を変えていったのです。その後昭和2年に小田急が開通する頃には、成城学園は総合学園として、周辺の地は学園都市として一通りの形態を整えました。

小田急開通と東宝撮影所の設立で進む活性化

小田急開通後の昭和7年、成城学園前駅からほど近い田畑に建設されたのは、当時“白亜の殿堂”と呼ばれた(株)写真科学研究所。こちらは日本映画のトーキー時代の到来に合わせて建設された、映画製作のための本格的大ステージ。昭和16年の合併により、現在の東宝株式会社と改称し、以来「東宝撮影所」「砧撮影所」と呼ばれて親しまれています。この映画文化の発信地の出現によって成城学園はより多くの人の知る所となり、その結果、住宅地はその戸数を増やし、暮らしを支える商店や施設が充実し、町は大いに発展を遂げました。しかしながら、その根底には、古き良き武蔵野の面影を残すべく、敷地の四分の一以上の建物を建てない、コンクリートあるいは木造の塀を作らないことなど当時の申し合わせがほぼ順守され、それは学園駅から真っすぐに続く緑豊かな道路にも見て取ることができます。

成城らしさを残しながら、発展を遂げる街

このように現在までに大きな発展を遂げた成城の町も、住宅地や一部商業施設の老朽化が目立ち、昨今では建て直しや再開発が進んでいます。「世田谷区都市整備方針」の「都市整備の基本方針」案によると、今後は環境・防災・景観に配慮した交通基盤の確保、災害に強い街づくり、日常的な安心・安全の確保、都市基盤の維持・更新など、段階を得て細やかな整備が行われる予定。古き良き面影を残しつつも、時代のニーズや状況に合わせて今後も進化を遂げるであろう成城の街。人々が憧れ、常に注目を集めるその街から、次に何が発信され、何が生まれるのか、今後も間違いなく目が離せません。

成城流儀その2

INTERVIEW

成城を愛する人たちにその魅力を語っていただきました。

成城木下病院院長/木下二宣さん

成城木下病院院長/木下二宣さん

順天堂大学医学部卒。東京大学医学部産婦人科勤務後、関東中央病院、埼玉医科大学総合医療センターで、専門の産科医療や不妊生殖医療など、幅広く産婦人科医療を学ぶ。平成17年に成城木下病院院長に就任。質の高い医療、安心安全な医療の提供を使命とし、真摯に患者と向かい合う日々。日本産婦人科学会認定専門医。専門は産科・婦人科領域全般。

地域愛に溢れたこの街で、良質の医療と
ホスピタリティを提供する場所であり続けたい。

自然との距離が近く、地域愛が根差した街

先々代がこの地に最初の診療所を建ててから、2016年で創立70周年を迎えます。木造の小さな病院からスタートして、2015年10月に新築した現在の施設は、早いもので3代目となりました。先日設立当初から当院をご存知のご婦人が診療を受けにいらして、当時の病院に思い馳せられ、感慨深いものがありました。
昔も今も、成城の魅力はまず四季を感じる美しい街並にあります。緑豊かで桜やイチョウなど四季を感じることができる並木は、この街にとって大変貴重な存在です。昔のように畑があったり、木造の家が並んでいる風景はなくなりましたが、周辺には公園も多く、自然との距離感が近いというのも成城ならではの魅力だと思います。
近年開発で駅周辺が様変わりし、多くの家が建て替わったりと、風景は少しづつ変化してきています。そんななかで昔も今も変わらないもの―。一番の成城らしさとは、「地域愛」に尽きると思います。

地域の皆さんの大切な場所でありたいのです

ここ成城には、時代が変わってもお互いの生活を尊重しあう流儀が根付いています。それぞれが人を、街を思いやり、それが暮らしやすさに繋がっていると思うのです。そんな愛すべき街の病院として、常に我々が目指すのは、「受診して良かった」と思われる病院でありたい、体調を崩されたときに「真っ先に頭に浮かぶ」病院でありたいということ。
当院は産婦人科と内科を中心に診療を行っておりますが、ここ数年は毎年600人以上の新しい生命が誕生しています。中には当院で生まれ、ご自身もまた当院で出産される方も少なくありません。命のバトンを渡すように、代々引き継がれていく大切な場所になっていることに私自身日々感動をすると同時に責任の重さも感じ、身を引き締めてこの地域の医療を支えていける存在になりたいと、思いを強くしております。

成城流儀その3

SHOP

成城の街で愛される、憧れの有名店と注目の新店をご紹介します。

cafe ushnodaka

[店内写真]

早朝からオープンのヘルシーカフェ

「朝粥と朝チャイ」をテーマにしたカフェ。有機栽培の玄米・白米を使用し、健康に配慮したメニューが中心。グラノーラ粥(右・800円)は玄米粥にグラノーラと季節のフルーツをトッピング。季節のカレー(左・1,000円)は、ランチタイムの人気メニュー。

SHOP INFO

成城学園前駅南口より徒歩約10分
TEL:03-6356-2126
住所:東京都世田谷区成城1-2-7
営業時間:8:30~17:00
定休日:不定休
URL: http://sukha-life.com

グランファミーユ・シェ松尾

[店内写真]

眺めの良い席を予約して行きたい

成城学園前駅直結の「成城コルティ」にあるフレンチの店。富士山を一望できるオープンテラスやメインダイニングのほか、個室、バンケットルーム、キッズエリアがある。コースメニューからアラカルトまで本格的な創作フレンチを堪能でき親切な接客も嬉しい。

SHOP INFO

成城学園前駅直結
TEL:03-5429-1131
住所:東京都世田谷区成城6-5-34 成城コルティ4F
営業時間:11:00~16:00(コースLO14:00、アラカルトLO15:00)、17:00~22:30(LO21:00)
定休日:施設に準ずる
URL: http://chez-matsuo.co.jp/restaurant/seijo/

成城ル・フルティエ

[店内写真]

旬のフルーツを楽しむならこちら

成城学園前駅からすぐのロケーションにあるフルーツパーラー。内装はすべて白で統一されて可愛らしくシンプル。季節の果物をふんだんに使い、注文が入ってからカットし丁寧に盛り付ける。クリームパフェやフラッペ、ジュース、フルーツ盛合せを楽しめる。
 

SHOP INFO

成城学園前駅北口より徒歩約3分
TEL:03-3483-1222
住所:東京都世田谷区成城6-8-5
営業時間:9:00~20:30(LO19:30)
定休日:無休
URL: https://www.facebook.com/hotel.de.suzuki

Apt

[店写真]

世界中からトレンドアイテムをセレクト

1994年のオープン以来、地元に愛されるセレクトショップ。国内ブランドのほか、ヨーロッパやアメリカなど世界中の旬のトレンドアイテムをセレクトし、アパレルから雑貨までバリエーション豊富。近隣に姉妹店の「apt+」と、シューズショップ「apt the corner」も展開。

SHOP INFO

成城学園前駅北口より徒歩約2分
TEL:03-5490-3420
住所:東京都世田谷区成城6-12-1 山崎ビル1F
営業時間:11:00~19:30、日・祝日12:00~
定休日:無休
URL: http://www.apt-seijo.com/